気になる口臭。そもそも口臭って何?どうして口臭が発生するの?

気になる臭いは?

人は生きていく中で、様々な臭いを発しています。

例えば、体臭、汗のにおい、加齢臭と呼ばれるものなどがあります。(女性にもあるんですよ。加齢臭)これら、体から発する臭いに対して多くの方が気にして、様々な対策を行っています。

香水やデオドラント商品もその1つです。最近では洋服からの汗のにおいを気にして、消臭効果のある洗濯洗剤や柔軟剤まで出ています。
特に夏場になると、汗臭くなることを気にしてデオドラント商品を使う方が増えるようです。

では、体から発する臭いにはほかに何があるでしょうか?

それは口臭です。
口臭は、自分ではなかなか気づけず、多くの方が他の方からの指摘で気づきます。

そのため、積極的に口臭対策を行っている方は少ないかもしれません。
それに、歯磨きを行っていれば、ある程度の口臭は予防できていると思っている方も多いのではないでしょうか?
最近のOLさんは、携帯用の電動歯ブラシを持っていて、会社でのランチ後にも欠かさず歯磨きを行っているようです。

それにもかかわらず、会話中に相手に不快な顔をされたり、遠回しにしろ直接的にしろ「お口が臭い」と指摘されてしまっているとしたら?

歯磨きで予防・改善できない「お口の臭い」があるからなのではないでしょうか。

口臭はなぜ発生する?

そもそも、どうして息が臭くなったり、口が臭ったりするのでしょうか?

多くの人は、食事によって口の中が臭くなると思っているようです。

例えばニンニク料理。
確かにニンニクを食べた後は臭いますよね。でも、臭いの原因となりそうな料理を食べていなくても口の中が臭くなることがあります。それは口臭の原因が食べ物だけではないからなのです。

口臭の原因
  • 食べ物による
  • 歯磨きの磨き残し
  • 入れ歯やブリッジ
  • 虫歯
  • 体調
  • 生理的現象
  • 病気
  • タバコ
  • 遺伝

このように、多くの原因によって口臭が起こるのです。

一言で口臭と言っても起こる原因が違う以上、その対策も違ってきます。もし、歯磨きをしっかり行っているにもかかわらず、口臭が改善されないとすれば、対策方法が間違っているのではないでしょうか。

つまり、自分が考えている原因による口臭ではない可能性もあるということです。

何故口が臭うの?

人の口の中には、多くのバクテリアが存在しています。
定期的に歯磨きを行っている方でも、1,000億個以上のバクテリアが口内に存在しています。全く歯磨きをしない方だと、1兆個を超えるそうです。

バクテリア自体は、私たち健康を守ってくれるているので、すべて「退治」することはできません。彼らは口内で病原菌の侵入を防いでくれているのです。

しかし、その活動中に「揮発性硫化化合物」というガスを発生させ、そのガスが臭いの元となっているのです。

揮発性硫化化合物はなぜ臭い?

揮発性硫化化合物は、「VSC]とも呼ばれ、唾液や舌苔に溶け込む性質を持っています。そのため、簡単に取り除くことはできません。

臭いの主な成分は、

  • 硫化水素 ・・・ 卵が腐ったような臭い
  • メチルメルカプタン ・・・ 野菜が腐ったような臭い
  • ジメチルサルファイド ・・・ 生ごみのような臭い
  • アンモニア ・・・ 主に尿に含まれている臭い

などです。

「口の中にアンモニア?」と驚かれた方も多いかもしれません。
実は、歯垢や歯石にもこのアンモニアという成分はかなりの量が含まれているのだそうです。
ということは、歯垢や歯石をしっかり取り除いておかないと、口臭原因になっているかもしれないということですね。

それに、口内のバクテリアの数が多い方ほど口臭に悩んでいるそうです。ということは、口内のバクテリアの数を減らすことも、口臭予防では大切なポイントだと言えます。

口臭はどのように発生する?

口内のバクテリアは、どのようにして繁殖しているのでしょうか?毎日歯磨きをしていても口内バクテリアの数は1,000億個以上です。
ということは、歯磨きをしていても繁殖し続けることが出来るから増殖するのでしょう。

口内バクテリアにかかわらず、多くの細菌の繁殖に「酸素」が大きくかかわっています。

バクテリアは、酸素が有る状態で繁殖する「好気性細菌」と酸素が全く無い状態で繁殖する「偏性嫌気性細菌」、酸素の有無にかかわらず繁殖する「通性嫌気性細菌」の3種類に分かれます。
「嫌気性細菌」が多いと口内のバクテリアが増殖し、悪臭の原因となります。少なければバクテリアの量が増えることはなく、悪臭を防ぐことが出来ます。

また、「嫌気性細菌」は口の中の渇きの原因にもなっているので、この「嫌気性細菌」が多いと、唾液の量が減って口が臭うようになります。

口臭の発生には、「時間」も関係しています。
実は、時間帯によっても臭いの種類が違っているのだそうです。

例えば寝起き。
寝起きには、口の中が乾いていることが多く、それによって口臭が発生します。また、口を閉じて寝ている人の場合は、バクテリアが発した臭いやそのほかの臭いが口内に溜まっている状態なので、寝起きに息が臭く感じることもあります。
寝ている間の空腹状態も口臭の原因となることがあります。空腹状態になると代謝が低下することで、悪臭が発生することもあるそうです。

しかし、これらの寝起き時の悪臭は、時間が経過するとともになくなっていきます。
ですが、朝起きてから食事をすると、今度はその食事によって口臭が発生します。これも、歯磨きを行うことでなくなります。
そして、昼近くになると空腹によって悪臭が充満し・・・。といった、臭いのサイクルを1日中繰り返しているのです。